ニューヨークのジャズシーンに彗星の如く現れたフロリダ出身のサックス奏者Julian Cannonball Adderleyの記念すべきデビューアルバム。こちらは70年代リリースの日本盤。ベテランKenny Clarke(dr)を中心に、Horace Silver(p)、Paul Chambers(b)、Donald Byrd(tp)、Nat Adderley等が参加。推進力のあるChambersのベースに乗ってホーンが軽やかに舞うA1「Bohemia After Dark」、弟Natとの共作A2「Chasm」、A4「Late Entry」、B2「With Apologies To Oscar」、スロウB3「We'll Be Together Again」など好演を収録。