インド出身、カナダを拠点に活躍したシンガーソングライターCarm Mascarenhasの自主制作盤。A4「Stormy Day」、BBEのコンピにも収録されたB2「Fields Of Green」、B4「Someday Soon」、A1「In The Sun」といった気怠くも蠱惑的なメロディーに惹き込まれるメロウトラックから、タイトなリズムのB3「A Time In Life」などを収録したサイケデリックフォーク/ロックの隠れた逸品。
バンドDe Meicyがバックを務めたインドネシアのシンガーBob Tutupolyの76年発表アルバム。サンプリングに向きそうなドープグルーヴで幕を開けるA6をはじめ、A2、ファンキーなB4、ブレイクで幕を開けるA3、ラテン風味のA1など興味深いトラックを収録。
インドネシアの映画サントラのコンピレーションアルバムと思われる1枚。こちらはマレーシア盤。ラテン歌謡フレーヴァーな香りも感じるA4、インドネシア音楽界の重鎮Enteng Tanamalが歌うA1、タブラと軽快なグルーヴが印象的なA5、牧歌的なA3などを収録。
CTIレーベルでの活躍で知られるジャズ鍵盤奏者Bob JamesとBlue Noteレーベルからの諸作で知られるジャズギタリストEarl Klughの共演盤第2弾。フュージョンダンサーA2「Whiplash」や抜け殻系メロウグルーヴA3「Sandstorm」など心地良いフュージョングルーヴが満載です!!
トロントの大学Humber College所属学生によるジャズグループHumber Jazz Ensembleの自主制作盤。Milt Jackson作、Freddie Hubbard等もカバーしたメロウフュージョン名曲「Little Sunflower」がおすすめです。
トロントを拠点に活動したと思われるビッグバンドT.A.S.S.の自主制作盤。Isaac Hayes「Shaft」、Carole King「Corazon」、ビッグバンドが頻繁に演奏するHank Levy作「Blues, Between and Betwixt」のファンキーカバーがおすすめです。
Jamey Aebersoldプロデュースによる教則レコード「A New Approach To Jazz Improvisation」シリーズ第17弾、Horace Silver編。単なる教則レコードといって侮ることなかれ、Kenny Barron、Ron Carter、Al Fosterといった名手が演奏を担当。
Atlanticレーベルを中心に活躍したジャズ管楽器奏者David Newmanの69年発表アルバム。コーラスをフィーチャーした冒頭の「Shiloh」をはじめ、William Fisher作「Children Of Abraham」辺りのモーダルジャズから、自身作の「Headstart」、Calvin Arnold「The Funky Way To Treat Somebody」、Curtis Mayfield「We're A Winner」、Stevie Wonder「Sylvia」のソウルジャズ/ジャズファンクカバーなどナイストラックを収録。
Arif MardinとJoel Dornがプロデュースを手掛けたマルチプレイヤーHank Crawfordの68年発表アルバム。タイトル曲「Double Cross」をはじめ、「Glue Fingers」、「I Can't Stand It」といった自身作のファンキーなソウルジャズ/ブリーストラックから、Martha & The Vandellas「Jimmy Mack」のカバーなどを収録。
「The Burglar」のリメイクとなるアンリ・ヴェルヌイユ監督、ジャン・ポール・ベルモンド主演映画「Le Casse (華麗なる大泥棒)」のオリジナル・サウンドトラック。巨匠エンニオ・モリコーネが音楽を担当。サンプリングに向きそうなナイスジャズファンクグルーヴ「Rodeo」、スキャットをフィーチャーしたA6「Ma Non Troppo Erotico」がおすすめです!!
当時の日本盤
1968年公開、ピーター・イエーツ監督、スティーヴ・マックィーン主演のアカデミー賞編集賞受賞映画「ブリット」のオリジナル・サウンドトラック。ジャズファンクヴァイヴなタイトルテーマ「Bullitt」をはじめ、Omarが「Essensual」でヴォーカル入りカバーした洒脱な「Room 26」、ChaseグルーヴA3「Hotel Daniels」、NottzがBlack Moon「Why We Act This Way」でサンプリングしたボッサジャズ「The Aftermath Of Love」、緊迫感のあるグルーヴで幕を開けるB1「Ice Pick Mike」、サスペンスグルーヴB3「Shifting Gears」などナイストラック満載です。
80年リリースの日本盤
永井豪原作のロボットアニメ「ゴッドマジンガー」のオリジナル・サウンドトラック。羽田健太郎が音楽を担当。A4「四剣士意気高く」にサンプリングに向きそうなナイスグルーヴあり。
毎日放送系局で放映されたロボットアニメ「銀河漂流バイファム」の音楽集第2弾。第1弾に続き渡辺俊幸が音楽を担当。サンプリングに向きそうなフュージョン/ジャズファンクグルーヴ「惑星ククト」、サスペンスグルーヴ「ミューラァのテーマ」がおすすめです。
YMOでの活躍も知られる細野晴臣がテイチク傘下に興したレーベルMonadからモナド観光音楽シリーズ第1弾として発表したアンビエントアルバム。Far East Family Band/Far Outの宮下 富実夫のBiwaスタジオで録音されたSide-A、東京のスタジオ録音となるSide-Bという構成。奈良は天河での体験をもとに制作された聖性を感じる作品。珍しい見本盤です。
日本コロムビア傘下のBlue Upレーベルから発表されたコンピレーションアルバム。大滝詠一とのデュエット曲となるシリア・ポール「The Very Thought やStevie Wonderが参加したブレッド&バター「時もゆっくり」、シュガー・ベイブ「いつも通り」、佐藤博「バッド・ジャンキー・ブルース」、小坂忠「みちくさ」などの貴重音源を収録しておりますが、目玉はやはりシングルが非常に人気で再発もされたブレッド&バター「ピンクシャドウ」でしょう!!
Easy Streetにもシングルを残すGary LittleことGary L.のファーストシングルにして初期ハウス名曲!!クラシックなA1「Timmy Regisford/Boyd Jarvis Mix」がやはり格好良いです!!
PrinceのThe Timeにも在籍した男性ソウル/R&BシンガーAlexander O'Nealの87年発表シングル。女性シンガーCherrelleをフューチャリングした彼の代表曲のひとつであり、傑作アーバンメロウソウル!!4バージョン収録のUK盤。
「Got Til It's Gone」収録の名作「Velvet Rope」からのシングルカット。倍で乗ることもできるビートを採用したJam & Lewisの類まれなるセンスと先見性に脱帽なR&Bクラシック。Blackstreetをフューチャリングした「TNT Remix」、派手目な「Jam & Lewis Feel My Bass Mix」など5バージョンを収録したUK盤。
UniやSpringなどで活躍したミシシッピ州出身の男性ソウルシンガーGarland Greenの69年リリースレコード。1stアルバム。A4やB2、B5、A2辺りのメロウトラックから、代表曲のひとつA1、溌剌としたB4やノーザンB3まで、若かりし才能によるプロダクションと存在感のある喉が見事にマッチした充実の内容です!!