グルーブナットレコーズでのレコードの基本的なクリーニング(掃除)について

汚れたレコード

大阪、心斎橋アメリカ村の中古レコードショップ、グルーブナットレコーズでは、アメリカで買い付けた中古レコードをメインに取り扱いしています。
アメリカで買い付けてくる中古レコードはほぼ100%と言っていいほど、手垢やホコリ、ヤニなどの汚れがあります。当店での買い付けた中古レコードの基本的なお掃除手順についてご説明します。

用意するもの

  • ・コットン(毛羽立たないコットン)
  • ・アルカリ電解水(スプレーボトル)
  • ・クロス(めがね屋さんで売っているファイバークロス)
  • ・歯ブラシ(デンターシステマがいいという都市伝説)
  1. step1.レコードを軽く拭く

    軽く拭いたコットン

    アルカリ電解水を少し含ませたコットンで、ささっとレコードの両面をコットンで拭きます。レコードを拭くときは、溝に沿って一定方向に拭きます。
    2回程度、両面を拭いただけで、画像のような汚れが。コットンの片面につき、レコードの片面を拭くようにします。

  2. step2.アルカリ電解水をレコードにスプレー

    アルカリ電解水をレコードにスプレー

    ラベルにかからないように盤面にアルカリ電解水をスプレーします。

  3. step3.歯ブラシで優しくレコードの溝を優しくクリーニング

    歯ブラシで優しくレコードの溝をクリーニング

    レコードプレイヤーを回転させ、優しくブラシを添えます。

  4. step4.コットンで水気を拭き取ります

    新しいコットンで、レコードの表面についた水気をさっと拭き取ります。このときもレコードの溝に沿って一定方向に拭きます。

  5. step5.コットンで拭きます

    3枚目のコットンで拭きます。

    step4とは別の新しいコットンで、汚れがつかなくなるまでレコードを拭きます。乾拭きになるイメージです。優しく触れるようにコットンをレコードに触れさせて拭きます。水分が残らないようにします。
    汚れがひどい場合は、step2からやり直します。

  6. step6.裏面をstep2〜step5でクリーニング

    レコードの裏側をstep2〜step5の手順でクリーニングします。

  7. step7.クロスで仕上げ

    クロスでレコードを拭く

    レコードの両面をクロスで仕上げ拭きします。レコードの回転方向に向かってクルクルと拭きます。

  8. おわり

    拭き終わったレコード

    基本的には、この手順で見違えるほど、レコードが綺麗になります。

以上が当店での基本的な中古レコードのクリーニング手順になります。汚れでいた中古レコードもこれでピカピカに!

カテゴリ一覧

PAGE TOP